- Workゴワッパー5 ゴーダム
- Height300 m
- Weight5000 t
- Pilot岬 洋子, 津波 豪, 亀山 大吉, 小石川 五右ヱ門, 河口 のり助
大洗博士が地底魔人と戦うために開発した、全高30m 重量5000tを誇る、巨大ロボット。
頭の内部が広大な操縦席兼司令室となっており、乗降は足先の他、丸ごとドアとなっている鼻部分からも行なう。ゴワッパーの基地でもあり、全高30mの機体ながら、内部に各マシンや強化パーツを製造可能な非常に高い生産能力を持つ工場施設も有する。鈍重な外見だが高い機動力を持ち、それを活かした格闘戦で敵を倒す。
大洗博士の遺志をメカ頭脳(メインコンピュータ)に記録しており、コックピット中央にあるシートから博士の立体映像が出現、5人に指令を出す。また乗員無しでの自立行動が可能だった。第23話でメカ頭脳が大破、以後大洗博士の意思が現れなくなり、5人は残された設計データからゴーダムを改造し、独自の判断で戦わざるを得なくなった。物語終盤、ジゴクダーを倒した際の衝撃で回路が回復し、ゴワッパーたちへの労いの言葉を久々に発した。
ゴーダムのデザインは当時、タツノコプロに在職していた大河原邦男によるもので、大河原がデザインした初の主役ロボである。当時のアニメ作品の巨大ロボに比べ、武骨で重々しいデザインは、前年に製作された作品『宇宙の騎士テッカマン』の脇役ロボであるペガスに共通する。またほかの合体ロボと違い、メンバーの個別マシンとは別に成立しているため、5人が揃って操縦する場面はそれほど多くなく、留守番しているメンバーが単独操縦で巨大メカを倒した事もある。メンバーが出払ってる時も大洗博士が独自に移動・戦闘を行ってゴワッパー5を助けたりと臨機応変に運用されている。