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エクストリームガンダム ディストピア・フェイズ

エクストリームガンダム ディストピア・フェイズ

セシア・アウェア・プリモがアル・アダの搭乗機であるスプレマシー・ギア、ならびにその強化ユニットであるスプレマシー・アーマーに対抗させるために作り上げた極限殲滅形態です。

ミスティック・フェイズの後継機に相当する機体でありながら、従来のエクストリームガンダム系列とは異なり、その形状はアッザムやザムザザーといった大型MAを彷彿とさせ、大火力を誇ります。カラーリングは紫を基調としており、ガンダムタイプの頭部を模した中央ブロックに花弁状に装着された6つの脚部ユニットを有しています。飛行しながら攻撃をしかける「飛行モード」と、高度を下げ脚部ユニットのバリアで身を守りつつ攻撃を行う「砲台モード」を使い分け、広範囲への空間飽和攻撃を撒き散らし、周囲の全てを無に帰すかのような戦闘能力を発揮します。

パイロットはセシア・アウェアとイクス・トリムで、セシアがMSの操縦技術に不慣れであるため、複座式の機体となっています。イクス・トリムは、前作『FULL BOOST』やその連動漫画『EXA』でレオスと最終決戦を繰り広げ消滅したex-(イクス)のデータを再構成させたGダイバーで、セシアのサポートを担当します。

この機体は元々ex-によって設計され、ミスティック・フェイズでレオスに勝利した後に使用される予定で、すべてのGAデータのガンダム世界を効率よく殲滅するために開発されました。しかし、エクストリームガンダムの力をもってしても制御が困難という問題があり、内部にはエクストリームガンダムを超える未知の新たなエクストリームガンダムがコア・ユニットとして内包されているとされていました。

後に、セシアとトリムが搭乗していたコア・ユニットは、トリムが新たに開発した「エクストリームガンダムMk-II AXE(アグゼ)」であることが判明します。続編『マキシブースト ON』では、この機体を本性を現したイクス・トリムが操縦し、最終ボスとして登場します。

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