- Work銀河烈風バクシンガー
- Height106.6 m
- Weight48 t
- Pilotビリー・ザ・ショット, 諸刃のシュテッケン, ドン・コンドール, 不死蝶のライラ, かっ飛びの佐馬
銀河烈風隊が搭乗する5台のオートバイが、シンクロン理論によって巨大化・変形合体(バクシンクロン・マキシム、シンクロン合身)することによって完成する全長48メートル、重量106.6トンの巨大ロボット。その姿は鎧武者をモチーフにしている。ビリーが乗る紺色の大型三輪バイク「レップーン」が胴体と頭、ディーゴの黄色いバイク「タイフーン」が右腕、シュテッケンの赤いバイク「ハリケーン」が左腕、ライラの黒いサイドカー「モンスーン」が右脚、左馬の水色のサイドカー「サイクロン」が左脚になる。
劇中では神懸り的な強さを誇り、より強力な装備を持つ敵をも操縦技術で圧倒。地球圏製、外宇宙製を問わず、無数の敵ロボットを葬り去った。
主な武装は各バイクの兵装の他に、背中に背負った大型ミサイル「スピンファイヤーマックス」、胸のスロットから召喚する両刃の長剣「バクソード」、右手首から召喚する外宇宙製の片刃の長剣「ニューバクソード」等。回によってはビームキャノンやミサイルランチャーを背負っていることもある。内蔵火器も様々装備しているが、ほとんどの局面は剣のみで切り抜けていた。J9シリーズ歴代主役ロボの中で、唯一、合体するとともに指(マニピュレーター)が5本ある。
バクシンガーは各バイクのパイロット5人(ディーゴ・シュテッケン・ビリー・ライラ・佐馬)がそろわないと運用できないが、後に造られた量産機はオートシンクロン機能を持ち、1人でも運用できる。量産機は本来5人それぞれに用意する予定だったが、予算不足から製造は1機止まりになり、その機体も配備直後にアステロイドベルトを戦場にしないために出撃したディーゴとともに散った。最終決戦では直前に佐馬をも失い、もはや合体することも叶わず、バイク形態のまま出撃し銀河烈風隊とともに最期を遂げる。
モンスーン及びサイクロンのサイドカー部には、ファンファンとジャッキーが搭乗していることも多い。