
- Work戦闘メカ ザブングル
- Height18.6 m
- Weight124 t
- Pilotジロン・アモス, チル
ザブングルに続き、変形合体機能を持つ戦闘用ウォーカーマシン。頭部・腕部・背部ローターで構成される「ギャリィ・ホバー」と、胴体および脚部で構成される「ギャリィ・ウィル」の2機が合体して完成する。
変形機構はザブングルより簡略化され、複雑なシステムを排除したことで各部が強化され、パワーと機動力はザブングルを上回る。機体色はエメラルドグリーンとホワイトで、劇中では「ギャリア」と略して呼ばれることが多い。
最大の特徴は背面の巨大ローターで、これにより高い跳躍力と空中機動を実現。物語後半では、イノセント側が保有する飛行ウォーカーマシン「ドラン・タイプ」と互角以上の空戦を行った。
作中に登場したのはジロンが搭乗した1機のみで、量産や市販されたかは不明。
兵装は、ギャリィ・ホバーとギャリィ・ウィルの各コクピットに連装リモコン機関銃を搭載し、5本指のマニピュレーターで手持ち武器も使用可能。専用の30mmライフルのほか、大口径バズーカが特に印象的に用いられた。
合体時は2機それぞれにパイロットが乗り込むことが多く、下半身を構成するギャリィ・ウィルの操縦はサンドラット団最年少のチルが主に担当した。
ギャリィ・ホバーはローターによる滑空が可能な軽量・高機動ホバーマシンで、16気筒エンジンをコクピット後方に搭載。武器はローター基部のウエポンラッチに懸架でき、大型バズーカの運用例が多い。
ギャリィ・ウィルは大型三輪車型で、飛行能力はないが悪路走破性に優れる。操縦席は回転機構を持ち、複数の搭乗者によって操縦された描写がある。