ギルガメスとバララント両国家によって展開された百年戦争の終結間近、惑星ミヨイテの最前線で、オスカー・フォン・ヘルメシオン准将指揮下のプランバンドール機甲大隊内の一部隊であるシュエップス小隊は、バララントとの激戦地の中で大隊を撤収させる為の囮の犠牲となる命令を受ける。隊長シュエップスの抗議も空しく、シュエップス小隊は軍上層部からの圧力で結局残された上に、戦う手段である装甲騎兵を取り上げられ、上層部に逆らった懲罰として旧式の対ATライフルを押し付けられて生身で戦わされる機甲猟兵へ格下げされてしまう。
奮戦空しくシュエップス小隊はメロウリンク・アリティ一人を残して全滅。しかし、命からがら逃げ延びてギルガメスに帰還したメロウリンクを待っていたのは、小隊が軍需物資を強奪したという疑いをでっち上げられた軍法会議だった。濡れ衣を着せられた形で軍上層部の陰謀に巻き込まれた事を知ったメロウリンクは終戦後、戦友たちを死に追いやり、自らをも陥れた士官たちへの復讐の旅に出る。