機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 機体リスト

22 台の機体を収録

ガンダム・アスタロト

ガンダム・アスタロト

Height
18.2 m
Weight
30.6 t
Pilot
アルジ・ミラージ

型式番号:ASW-G-29

厄祭戦末期に、わずか72機のみが開発された、2基のエイハブ・リアクターを搭載するガンダム・フレーム仕様の希少なモビルスーツのひとつ。終戦後、ギャラルホルンの一家門であるウォーレン家によって月面のクレーター底部で発見され、以降約三百年にわたり受け継がれてきた。

しかし、数年前にウォーレン家が不祥事によって取り潰されると、機体はアングラ市場に流出。装備や外装は各地に散逸し、アバランチコロニーに拠点を置くタントテンポの頭目、ダディ・テッドの手に渡ったときには、ほぼフレームのみの状態だった。

そんなアスタロトを本来の姿へと取り戻すため、かつてその家を象徴する機体だったガンダムを求めて、少年ヴォルコ・ウォーレンがダディ・テッドのもとを訪れる。不完全ながらも、彼の手でアスタロトは再びガンダム・フレームとしての姿を取り戻していく。

ガンダム・アスタロトリナシメント

ガンダム・アスタロトリナシメント

Height
18.9 m
Weight
34.5 t
Pilot
アルジ・ミラージ

型式番号:ASW-G-29

タントテンポ内部の抗争を経て、アスタロトは一度は八十二パーセントまで本来の装備を取り戻すことに成功した。しかしその矢先、ナナオ・ナロリナによってフレームごと強奪されるという予想外の事態が発生する。

ヴォルコ・ウォーレンの懸命な捜索の末、約半年後に木星圏の闇市場――海賊たちが跋扈する危険地帯――で発見されるが、そのときには装備の大半が失われていた。結果、アスタロトは再び様々なモビルスーツのパーツを寄せ集めた、左右非対称で歪な姿へと戻ってしまう。

この状態はヴォルコにとって極めて不本意なものであったが、本来の姿を知らないパイロット、アルジ・ミラージにとっては、その不完全なシルエット「リナシメント」にこそ、妙な親しみを感じていた。

ガンダム・ダンタリオン

ガンダム・ダンタリオン

Height
18 m
Weight
27.1 t
Pilot
ザザ・フォッシル

型式番号:ASW-G-71

ザザ・フォッシル、ことザディエル・ザルムフォートが搭乗するモビルスーツ。厄祭戦の終結間際に開発された機体でありながら、極めて高い戦果を挙げた実績を持つ。その功績により、搭乗者の一族は戦後「ザルムフォート家」を名乗ることを許され、以降この機体は同家の象徴として語り継がれてきた。

当初は白と青を基調としたカラーリングだったが、後にザディエルの意向によって、ザルムフォート家の紋章カラーであるダークブルーと赤に塗り替えられている。

姉妹機のモビルアーマーとの戦闘データをもとに、設計や装備は数度にわたって改修され、結果としてあらゆる戦局に対応可能な万能機として完成された。機体の一部は変形機構を持ち、多様なオプション兵装の装着が可能となっている。また、フレームには独自の改修が施されており、とくに膝関節には機動性を高める柔軟な構造が採用されている。

主な武装には、接近戦用の銃剣に変形する100ミリ口径の「ベイオネット・ライフル」、専用の滑腔砲「ケラウノス」、補助ブースターを備えたシールド兼用の長槍「バイデント」、そして大型クローに変形可能なシールド「アイギス」などがある。

ガンダム・ダンタリオン パーフェクトカウル

ガンダム・ダンタリオン パーフェクトカウル

Height
23.4 m
Weight
64.2 t
Pilot
ザザ・フォッシル

フルカウル装備の状態では、シールド「アイギス」を頭部および胸部の増加装甲として装着する構成となっている。この形態では、ネイキッド状態の露出部分をほぼ完全に覆うことにより、死角のない攻撃力と防御力を実現している。

ガンダム・アスタロトオリジン

ガンダム・アスタロトオリジン

Height
18.5 m
Weight
32.2 t
Pilot
--

型式番号:ASW-G-29

闇市場に流出する以前の、アスタロト本来の姿。全身は深紅に塗装され、両肩とコックピットハッチにはウォーレン家の家紋が刻まれていた。

バランスの取れた設計が特徴で、両肩の可変装甲とバックパックのブースター尾翼を水平に展開することで飛行形態に変形可能。この形態では、重力下においても高速かつ高高度の飛翔を長時間維持できる。かつてはこの機能を活かし、長距離からの援護攻撃や物資輸送を担っていたが、現在では再現不可能なロストテクノロジーとされている。

武装には高機動戦闘に適した中距離用ショットガンと、スレッジハンマーとしても使用できる専用装備「γナノラミネートソード」がある。このソードは、右手のケーブルから圧送されるエイハブ粒子によって刀身に「γナノラミネート反応」を発生させ、ナノラミネートアーマーに対して非常に高い攻撃力を発揮する。ただし、エイハブ粒子の圧縮は当時の技術でも極めて困難であり、飛行能力とともにこの技術も戦後には失われている。

ガンダム・グレモリー

ガンダム・グレモリー

Height
20.5 m
Weight
33.4 t
Pilot
デイラ・ナディラ

型式番号:ASW-G-56

ギャラルホルンにおいてセブンスターズを補佐する名家のひとつ、ナディラ家が代々受け継いできたガンダム・フレーム搭載のモビルスーツ。現在は次期当主であるデイラ・ナディラが実父から権限を引き継ぎ、所有している。

この機体「グレモリー」の最大の特徴は、外套を思わせるようなオープン構造の頭部装甲「ナノラミネートコート」にある。幾重にも重ねられたナノラミネートアーマーが生み出す高い耐衝撃性能は、まさに無敗の盾とも言える。

およそ三百年前の厄祭戦を生き抜き、今なお機体が現存しているのは、この堅牢な構造によるところが大きい。

ガンダム・ウヴァルユハナ

ガンダム・ウヴァルユハナ

Height
19.8 m
Weight
33.6 t
Pilot
サンポ・ハクリ

型式番号:ASW-G-47

アスタロトとの戦いに敗れたウヴァルはジャンマルコによって回収され、サンポ・ハクリの専用機として再調整された。機体名はユハナが独断で命名している。

サンポの要望を反映しつつ、出力とアスタロトの支援に適した長距離攻撃能力の強化が施されている。アスタロトオリジンの外装は撤去され、代わりに新たに製作された青と黄色の装甲が取り付けられている。

主な武装は、バックパックから展開する機構に改修された210ミリ対物ライフル、両腕に装備されたチェーンソー、ソードとチョッパーで構成されるハルバードなどがある。

ガンダム・ウヴァル

ガンダム・ウヴァル

Height
18.9 m
Weight
31.5 t
Pilot
サンポ・ハクリ

型式番号:ASW-G-47

人類を存亡の危機にまで追い込んだ無人の大型機動兵器・モビルアーマーとの激しい戦争は、72機のガンダム・フレームを持つモビルスーツの投入によって終結し、人類側の勝利で幕を閉じた。

それから三百年。多くの機体が所在不明となる中、ウヴァルは比較的近年になって発見された。発見場所は、厄祭戦時代に廃棄され、そのまま放置されていたコロニーの残骸の中だった。

廃棄コロニーの解体事業に関わっていたタントテンポの当時の現場責任者、ロザーリオ・レオーネは、コロニー内部の動力部付近で眠っていたウヴァルを密かに運び出し、自らの所有物として隠し持つようになる。ダディ・テッドに対する反旗の準備は、すでにこの時点で着実に進められていたのかもしれない。

ハクリ・ロディ(サンポ機)

ハクリ・ロディ(サンポ機)

Height
17.6 m
Weight
38.6 t
Pilot
サンポ・ハクリ

型式番号:UGY-R41/H

傭兵であるハクリ兄妹が使用するモビルスーツ。彼らが請け負った任務中、デブリ帯で偶然発見した「UGY-R41 マン・ロディ」を改修して使用している。

機体を回収した当初は、頭部とコクピットが破壊されていたため、新たに頭部とコクピットブロックを組み込み修復が施された。そのため、基本的な性能はブルワーズが使用していたマン・ロディと大きな違いはないが、阿頼耶識システムは非搭載となっている。

ハクリ・ロディ(ユハナ機)

ハクリ・ロディ(ユハナ機)

Height
17.3 m
Weight
38.6 t
Pilot
ユハナ・ハクリ

型式番号:UGY-R41/H

傭兵として活動するハクリ兄妹が運用するモビルスーツ。任務中に訪れたデブリ帯で偶然発見した「UGY-R41 マン・ロディ」を改修した機体である。

回収時には頭部とコクピットが破損していたため、新たにそれぞれを組み直して復元されている。そのため、基本性能はブルワーズが使用していたマン・ロディとほぼ同等だが、阿頼耶識システムは搭載されていない。

 

トリアイナ

トリアイナ

Height
18.5 m
Weight
32.8 t
Pilot
タントテンポ構成員

型式番号:MPM02/AC

ダディ・テッドの暗殺を目的にアバランチコロニーへと姿を現したモビルスーツ。テイワズ製の「百練」をベースにカスタマイズされた機体である。

重力下での戦闘を前提としており、装甲は軽量化が施されている。一撃離脱による要人暗殺に特化しており、高性能なセンサーと、取り回しに優れたナイフなどの装備を備えている。

オルトリンデ

オルトリンデ

Height
18.8 m
Weight
29.9 t
Pilot
ジジル・ジジン

型式番号:V03-0907

オルトリンデは、厄祭戦末期に開発されたヴァルキュリア・フレーム採用のモビルスーツのひとつ。その最大の特徴は左右非対称の構造であり、これは本機がダインスレイヴの運用を前提に設計されたことに由来している。

遠距離の敵を捕捉するため、頭部には大型アンテナを搭載。さらに肩部のシールドバインダーは、微弱なエイハブ・ウェーブを感知するレーダーとしての機能を備えていた。

戦後、ダインスレイヴの使用が禁じられたことで、関連する装備は機体から撤去されたが、ヴァルキュリア・フレームの中では珍しく、オルトリンデにはガンダム・グレモリーと共に戦った記録が残されている。

ガンダム・ハーゲンティ

ガンダム・ハーゲンティ

Height
18.7 m
Weight
27.7 t
Pilot
アンゼリカ・エリオン

型式番号:ASW-G-48

エリオン家が所有するガンダム・フレーム搭載のモビルスーツ。厄祭戦では、初代セブンスターズのひとりであるアンゼリカ・エリオンが搭乗し、戦った記録が残されている。

ガンダム・フレームの中でも軽量な部類に属する機体でありながら、二振りの刀を用いて力強く敵を薙ぎ払い、戦場を圧倒した。

現在はエリオン家の管理下にあり、ギャラルホルン地球本部・ヴィーンゴールヴの格納庫にて保管されている。

ガンダム・ムルムル

ガンダム・ムルムル

Height
19.4 m
Weight
33.9 t
Pilot
薪絵・ファリド

型式番号:ASW-G-54

約三百年前の厄祭戦を戦い抜き、後に初代セブンスターズの一人となる薪絵・ファリドが搭乗していた記録が残る、ガンダム・フレーム搭載のモビルスーツ。

女性的な曲線を多く取り入れたシルエットを持つ一方で、後腰部に搭載された機体全長を超える超大型攻撃ユニット「サージカルフェザー」が、ムルムルの最大の特徴となっている。

ガンダム・ガミジン

ガンダム・ガミジン

Height
19.5 m
Weight
35.1 t
Pilot
カルフ・ファルク

型式番号:ASW-G-04

セブンスターズの一角を担うファルク家が所有するガンダム・フレーム搭載のモビルスーツ。約三百年前に終結した厄祭戦では、初代ファルク家当主であるカルフ・ファルクが搭乗し、数多くの敵を撃墜した記録が残されている。

現在もファルク家によって厳重に管理・保管されており、その存在は一族の象徴ともいえる。

ガンダム・ゼパル

ガンダム・ゼパル

Height
18.9 m
Weight
31.8 t
Pilot
エンブリラ・クジャン

型式番号:ASW-G-16

初代クジャン家当主・エンブリラが厄祭戦時に搭乗していたとされるガンダム・フレーム搭載のモビルスーツ。機動性を重視した設計で、装備は一振りの剣と小型シールドのみというシンプルな構成となっている。

背部にマウントされたバックパックバインダーのスラスターを駆使し、変則的な軌道を描きながら戦場を縦横無尽に飛び回り、最前線で活躍した。

エックスケー

エックスケー

Height
18.5 m
Weight
31.3 t
Pilot
ヴィダール(ガエリオ・ボードウィン)

型式番号:ASW-G-XK

ガンダム・ヴィダールの試作段階にあたる機体。パイロットであるヴィダールが、ギャラルホルンの技術士官ヤマジン・トーカと共に、阿頼耶識TYPE-Eの試験運用および調整を行うために搭乗した。

テストによって得られたデータを基にヤマジンの調整が進められ、この機体は後のガンダム・ヴィダールへとつながっていく。

グレイズ(訓練機)

グレイズ(訓練機)

Height
17.8 m
Weight
30.2 t
Pilot
--

型式番号:EB-06t

ギャラルホルンがパイロット育成用に運用しているグレイズ。現行の主力機として各部隊に配備されているグレイズと同型の機体であり、訓練機とはいえ性能面での差はない。

地上の訓練基地においては、腰部にブースターを搭載した仕様が基本装備とされている。

アトラ☆百華

アトラ☆百華

Height
19.8 m
Weight
39.9 t
Pilot
アトラ・ミクスタ

クーデリアとともにモビルスーツのパイロット体験をすることになったアトラが、シミュレーションシステム上で“可愛さ”を最優先にカスタマイズした特別な機体。百錬をベースに、カラーリングも大胆にアレンジされている。

チャームポイントは、頭部にあしらわれたリボン形状のセンサーと、背面腰部に装備されたクマ型スラスター。さらに背中の小さな翼がアクセントとなり、全体の可愛らしさを引き立てている。

マン・ロディ(クーデリアスペシャルVer.3)

マン・ロディ(クーデリアスペシャルVer.3)

Height
18.9 m
Weight
44.9 t
Pilot
クーデリア・藍那・バーンスタイン

鉄華団がタービンズと行動を共にしていた頃、アトラと共にモビルスーツの操縦体験を行うことになったクーデリアが、シミュレーションシステム内でカスタマイズした特別な機体。

クーデリアが「どんな状況にも対応できる性能」を追求した結果、積載重量を大幅にオーバーした超重武装モビルスーツが完成することとなった。ベース機体はマン・ロディである。

ヴァルトラウテ

ヴァルトラウテ

Height
18.5 m
Weight
31.9 t
Pilot
--

型式番号:V04-0630

最前線において味方機の護衛や戦線の維持を担うことを目的に開発された、ヴァルキュリア・フレーム採用のモビルスーツ。

特殊な装甲の重ね方によって重量増加を抑えることに成功し、重装甲でありながらも機動性と俊敏性を高い水準で維持している。

主兵装は、長さの異なる二振りの剣――「ヴァルキュリアウチガタナ」と「ヴァルキュリアワキザシ」が用いられている。

ジークルーネ

ジークルーネ

Height
18.4 m
Weight
29.5 t
Pilot
--

型式番号:V07-0126

厄祭戦末期に開発された、ヴァルキュリア・フレーム採用のモビルスーツのひとつ。高機動・高出力をコンセプトに設計された高性能機体であり、戦局を一変させる存在として大きな期待を寄せられていた。

しかし、同時期に登場したガンダム・フレーム搭載のモビルスーツが戦場を席巻したことで、活躍の機会はほとんど得られないまま、厄祭戦は終結を迎えることとなった。

生産数もごくわずかで、現存する個体は非常に稀少である。